@techreport{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00017509, author = {山田, 文彦 and Yamada, Fumihiko and 山田, 文彦}, month = {May}, note = {application/pdf, application/pdf, application/pdf, application/pdf, 研究報告書, 地球温暖化に伴い、西暦2100年までに約1mの海面上昇が予想され、砂浜や干潟の減少・越波量の増大・高潮浸水危険度の増大・塩水浸入範囲の拡大など国民の生命・財産への甚大な影響が懸念されている。そのため、長期的な海面上昇による内湾環境の事前影響評価を行い、内湾環境の持続可能性を向上させる沿岸管理手法を科学的に探求すること(サスティナブル・サイエンス)は、これからの我国の沿岸管理において極めて重要な研究課題と位置付けられる。従来の沿岸環境事前影響評価は、国内外ともに主に数値計算を用いて研究が進められているが、現状では使用する計算モデルによって結果が大きく異なっており、計算結果の信憑性および精度の向上がこれからの大きな課題である。そのため、より質の高い検証データの蓄積が重要となっているが、特に我国では十分な観測データが蓄積されておらず、実際にどの程度の影響が生じるかについては、依然として不明な点が多く残されている。例えば、沿岸域の環境は沿岸地形と密接に関係しているが、長期的 な海面上昇に伴う沿岸地形の時空間変動を予測することは未解決の問題として残されている。本研究では、これまでは計算条件および使用する数値モデルにより結果が大きく異なってきた長期的な海面上昇に伴う内湾物理環境への事前影響評価に対して、夏~秋に観測される平均海面の季節的な上昇を利用して内部流動構造・底質輸送の実態を現地で実際に観測し、地形変動の主要因を抽出し、数値モデルに反映させることで、事前影響評価の予測精度の向上を図るところに学術的な特色・独創的な点がある。}, title = {長期的な海面上昇に対する内湾管理のサスティナブル・サイエンス}, year = {2007}, yomi = {ヤマダ, フミヒコ} }