@techreport{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00021860, author = {山本, 哲郎 and Yamamoto, Tetsuro and 山本, 哲郎 and Yamamoto, Tetsuro}, month = {May}, note = {application/pdf, 研究報告書, S19リボソーム蛋白質(RP S19)に対する5種類の抗体をウサギに作成した。1種はヒトRP S19自体を抗原としたもの、他の4種は、4ヶ所の部分ペプチドをヘモシアニン蛋白に結合させて抗原とし、得られたIgGをヘモシアニンで吸収したものである。 抗RP S19 IgGをビーズに固定化し、バッチ法により血清を処理したところ、その単球走化活性の大半が抗体ビーズに吸収された。そこで、血漿中のRP S19を免疫ブロット法により可視化することを試みたが、血漿中の濃度が極めて低いためか、明瞭なバンドとして可視化することは出来なかった。 一方で、ハートレー系モルモットから心穿刺法により血液を得た後、小ガラス筒内に注いで凝血塊を形成し、それをモルモット腹腔内に外科的に移入し、その後1日目、3日目、7日目に開腹して凝血塊を回収し、組織学的、免疫組織学的、並びに走査電顕を用いて観察した。 1 日後には凝血塊の表面が単球/マクロファージによりほぼ完全に被われていることが明らかとなった。また、3〜7日後には、大網が凝血塊に付着して、新生血管と単球/マクロファージが侵入し、凝血塊の吸収処理が急速に進むことも明らかになった。今後、1日目までに生じる単球/マクロファージの凝血塊表面への付着が、抗RP S19抗体を共存させることで抑制できるか否かを検討する。}, title = {血液中に存在するS19リボソーム蛋白の血栓除去における役割}, year = {2008}, yomi = {ヤマモト, テツロウ and ヤマモト, テツロウ} }