WEKO3
アイテム
強い患者の適応戦略 : ある癌患者の事例研究
http://hdl.handle.net/2298/11310
http://hdl.handle.net/2298/11310ab0be1e5-b8d5-459e-b6be-4c3db33f2f2b
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2009-04-13 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 強い患者の適応戦略 : ある癌患者の事例研究 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 患者, 適応戦略, 病いの経験, 意味, 文化資本, ナラティブ, 語り, 個人誌 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
田口, 宏昭
× 田口, 宏昭 |
|||||
別言語の著者 |
田口, 宏昭
× 田口, 宏昭 |
|||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本稿は、元癌患者にたいする面接聴き取り調査から得られたナラティブ(語り) のデータを解釈学的に分析したものである。本論文の第一のねらいは、一人の患者の徴候の自覚から手術を経過して5年後の寛解に至る過程を、病いの経験としてとらえ、トピック毎にその社会学的含意を明らかにすることである。第二のねらいは、患者がこの過程において、どのような適応戦略を展開したかを、これらのトピックの分析を総合しながら明らかにすることである。分析の結果、当の病いの経験の意味理解が、先行する病いの経験と分かちがたく結びついていること、先行する病いの経験に規定されていることが明らかにされた。また、自らの人生を、一旦は失ったかもしれない生の残りとしての余生と位置づけ、患者が持てる文化資本を駆使しながら、生への執着のゆえではなく、つねに自らの生死の座標軸を確認しておきたいという欲求、自らが置かれている存在状況への強い好奇心の充足を基軸に、医師との交渉を状況に応じて柔軟に、かつねばりづよくすすめる適応戦略を展開した。このことが結果的に効を奏し、癌から生還し、生き続けていることが明らかにされた。 | |||||
書誌情報 |
文学部論叢 巻 100, p. 15-40, 発行年 2009-03-10 |
|||||
NCID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN0022154X | |||||
情報源(ISSN) | ||||||
関連名称 | 03887073 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
形態 | ||||||
1720934 bytes | ||||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題Scheme | NDC | |||||
主題 | 361 | |||||
その他の言語のタイトル | ||||||
その他のタイトル | An adaptation strategy of a tough-minded patient in an hospital : a case study | |||||
タイトル(ヨミ) | ||||||
その他のタイトル | ツヨイ カンジャ ノ テキオウ センリャク : アル ガン カンジャ ノ ジレイ ケンキュウ | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 熊本大学 | |||||
資源タイプ | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 論文(Article) | |||||
資源タイプ・ローカル | ||||||
紀要論文 | ||||||
資源タイプ・NII | ||||||
Departmental Bulletin Paper | ||||||
資源タイプ・DCMI | ||||||
text | ||||||
資源タイプ・ローカル表示コード | ||||||
02 |