@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00022394, author = {小林, 幸夫 and Kobayashi, Yukio and 小林, 幸夫}, journal = {文学部論叢}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 論文(Article), 清代における地方志の修刊は地方官と地方紳士の連携によって行われたが、清代中期以降になると、地方官による関与は形式的なものとなり、地方官によって地方志の内容に規制が加えられることもなくなった。地方志の内容に反映する基本的な要因は、当該地域の知識人階層内部に存在する対立や軋轢に在った。本稿では、地方志を修刊する過程で、地域内の知識人たちの間で何が問題とされ、どのような対立が引き起こされたのか、具体的な地方志修刊の事例に即して検討し、人物の立伝の基準とその記載内容の当否が頻繁に議論されていること、それが、清代中期以降の地域社会の中で新興勢力として台頭した「生監」層が地方志修刊の主体となっていった変化に対応するものであったことを解明する。}, pages = {215--230}, title = {地方志の修刊と地域社会}, volume = {100}, year = {2009}, yomi = {コバヤシ, ユキオ} }