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アイテム
マウスES細胞におけるSall4の機能と複合体形成の解析
http://hdl.handle.net/2298/16756
http://hdl.handle.net/2298/167563dc45072-9f25-489b-8e11-01c994766af0
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||
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公開日 | 2010-11-08 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | マウスES細胞におけるSall4の機能と複合体形成の解析 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題 | Sall4, ES細胞, Cdx2 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ | thesis | |||||
著者 |
由利, 俊祐
× 由利, 俊祐 |
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別言語の著者 |
Yuri, Shunsuke
× Yuri, Shunsuke |
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内容記述 | ||||||
内容記述 | 本研究により、Sall4欠失ES細胞は、フィーダー細胞非存在下においてES細胞マーカーであるOct3/4の発現には影響を与えないが、栄養外胚葉細胞マーカーであるCdx2を発現するという特殊な状態を保つことが分った。また、1細胞レベルでの解析によると、このES細胞は自己複製効率が低下していた。このような細胞状態にも関わらず、フィーダー細胞非存在下で培養しているSall4欠失ES細胞は、in vivoでは内部細胞塊あるいはエピブラストのみにしか寄与しなかったことから、多能性は保持したままであり栄養外胚葉へは完全に運命決定していないことが明らかとなった。さらに、Sall4はMi2/NuRD複合体と結合することで、Cdx2プロモーターのヒストンの抑制状態を維持することがわかった。一方で、他のSallファミリーであるSall1はSall4とES細胞において相互作用することが知られているが、Sall1単独欠失ES細胞の解析により、Sall1のES細胞における機能はないことが分かった。さらにSallファミリーの遺伝的重複性を調べるため、Sall1/4二重欠失ES細胞を作製したが、Sall4欠失ES細胞と比較して大きな表現型の差はなかったことから、やはりSall4がES細胞の維持において重要な働きをすることが明らかとなった。以上のことから、Sall4はES細胞の多能性には影響を与えないが、Cdx2の発現の抑制や増殖に関わることでES細胞の安定性に関与していることが明らかとなった。 | |||||
書誌情報 | 発行年 2009-03-25 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述 | application/pdf | |||||
形態 | ||||||
6984152 bytes | ||||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題 | 377.5 | |||||
その他の言語のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Analysis of functions and the complex formation of Sall4 in mouse ES cells | |||||
タイトル(ヨミ) | ||||||
その他のタイトル | マウス ES サイボウ ニ オケル Sall4 ノ キノウ ト フクゴウタイ ケイセイ ノ カイセキ | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 熊本大学 | |||||
資源タイプ | ||||||
内容記述 | 学位論文(Thesis) | |||||
資源タイプ・ローカル | ||||||
博士論文 | ||||||
資源タイプ・NII | ||||||
Thesis or Dissertation | ||||||
資源タイプ・DCMI | ||||||
text | ||||||
資源タイプ・ローカル表示コード | ||||||
03 | ||||||
コメント | ||||||
熊本大学大学院医学教育部 生体医科学専攻 | ||||||
学位番号 | ||||||
甲博医第1689号 |