@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00024308, author = {上村, 直己 and Kamimura, Naoki and 上村, 直己}, journal = {日独文化交流史研究}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 論文(Article), 明治四十五年(一九一二)二月に冨山房から刊行された小田切良太郎、E・ヴォールファールト共編『新訳註解和独辞典』ほど長期にわたり多くの学習者を裨益した和独辞書はなかったと言ってよかろう。独語辞書研究家石本岩根はかつて昭和九年の辞典でこの辞書についてこう述べた。「本書の特色は要するに和訳対訳字林以来期学に関係する者の痛感し来った諸点を拡充せんと努力せる結果生じたるものと見るべく、明治年間に於ける和独辞書の清算せられたる姿と言ふを得るであらう、この点に於て小田切氏の功浅からず又本辞書の命、今日に及ぶ所以もここに存するのである」と。筆者も全く同感である。そういうわけでこの辞書は好評を博し、広く普及し、筆者所蔵のものは昭和九年四月発行で四十二版を数えている。今でも古書店で見かけることがよくある。編者の小田切はその編纂意図を「緒言」で明確に述べている。}, pages = {17--46}, title = {『新訳註解和独辞典』編者小田切良太郎・ヴォールファールト}, volume = {二〇〇九年号}, year = {2009}, yomi = {カミムラ, ナオキ} }