@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00024314, author = {Michio, Yoshida and 吉田, 道雄}, journal = {教育心理学年報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 論文(Article), "There is nothing so practical as a good theory"いい理論ほど実践的なものはない。グループ・ダイナミックスの創始者K.Lewinのことばである。彼は、グループ・ダイナミックスの目的は実践に役立つ研究の展開であり、理論の構築もそのためにあると考えたに違いない。彼はまた言う、"If you want to truly understand something, try to change it"と。社会的な問題であれ、物理的な現象であれ、何かを理解するためには、それを変えようと努力してみることだ。その過程の中で対象の本質をしることができるという主張である。ここにも、Lewinの実践に対する強い気持ちが表れている。Lewinの発言は、社会科学の領域で、実践とかけ離れた”理論”が一人歩きしている状況への批判だったのかもしれない。ややもすると、実践的な試みが価値的に低くみられる傾向がある。高尚な理論こそ研究の主役だという雰囲気である。しかし、実践は理論に奉仕するためにあるのではない。それはむしろ逆であって、理論が実践のためにあるのだ。心理学の実践性は、しばしば話題にされる。心理学は社会に役立つのかと問われる。教育心理学会でも、これをテーマにシンポジウムが行われた記憶がある。「実践性」は心理学の重要なテーマなのである。本稿は「測定・評価」に焦点化することが期待されているが、筆者としては、この「実践性」の視点から論文を展開してみたい。, http://ci.nii.ac.jp/naid/110006666159}, pages = {109--117}, title = {実践的心理学に求められる測定と評価 : ”実践性”と”納得性”からみた教育心理学研究}, volume = {47}, year = {2008} }