@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00024446, author = {山﨑, 浩隆}, journal = {熊本大学教育学部紀要 人文科学}, month = {Dec}, note = {音楽科教育において鑑賞の学習は、表現の学習とともに相互の関連を図りながら教育目標の実現に向わなくてはならない。しかし、実際に教育現場で行われている学習活動は表現活動に偏しているのが現状である。その要因として文部科学省教科調査官は、「・鑑賞の題材や授業において何を教えればよいのかよくわからない・鑑賞の授業では、子どもが受け身的になり、主体的に鑑賞の授業の学習に取り組むような状況をつくり出せない・鑑賞の学習結果をどのように評価してよいかわからない(鑑賞の授業のあとで感想文などを書かせても、国語の力のある子どもはよい感想文を書くが、そうでない子どもも多くいる。鑑賞の能力が高まったのか、国語の力によるものかを判断しにくい)」と述べている。つまり、鑑賞の授業としては、教科調査官が述べているように曲を聴かせたあと感想文を書かせるという流れが一般的であることがうかがえる。上記の課題を解決するためには、教えることを明確にすること、主体的に鑑賞に取り組める学習環境、学習方法を開発すること、そして、国語の力ではなく鑑賞の能力を評価できる方法を開発することが必要である。本稿では、2010年に熊本市立本荘小学校の4年生を対象として行われた髙木恭子先生の授業をこれまでの鑑賞学習の課題を解決するための方法の手がかりとし、鑑賞学習における学習活動の改善に向けた方法を考察していく。}, pages = {205--211}, title = {小学校中学年における音楽鑑賞学習に関する一考察 : 歌劇の鑑賞について}, volume = {59}, year = {2010} }