@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00024550, author = {Shibuya, Yohei and 澁谷, 洋平}, journal = {熊本法学}, month = {Nov}, note = {application/pdf, 論文(Article), LC318は、全9章と別表(Appendix A~D)から構成されており、未遂罪については、CP183における暫定的提案と諮問内容を確認し、これに対して寄せられた諸意見を紹介・検討したうえで、1981年法の改正に関する法律委員会の最終提案を行い、改正草案と注釈を提示している。既に本稿の冒頭でも示したように、CP183の暫定的提案の全てがLC318における最終提案につながっているわけではない。むしろ、その多くが断念される結果となった。とりわけ、現行の未遂罪を「未遂罪」とこれを補完する「予備罪」とに二分するという客観的要件に関する中心的提案が断念されており、そのような最終決断に至った検討の過程が注目される。そこで、以下、LC318の構成に基本的に即しながら、CP183に対する意見の内容とそれに対する法律委員会の認識・回答、そこから最終提案に至る検討の経過、および最終提案の具体的な内容を紹介したうえで、簡潔な検討を加えることにしたい。}, pages = {160--124}, title = {イギリスにおける未遂法の現状と課題について(2・完) : 法律委員会による立法提案とその議論を中心として}, volume = {121}, year = {2010}, yomi = {シブヤ, ヨウヘイ} }