@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00026210, author = {Kodama, Nozomi and 児玉, 望 and Kodama, Nozomi and 児玉, 望}, journal = {ありあけ 熊本大学言語学論集}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 論文(Article), 音韻論で境界を設定する場合の考え方としては、「語」や「文節」に対応するような音韻上のまとまりをひとつの領域と考え、これに特徴的な素性が発話内での環境に応じて変化するという考え方と、逆に「語」に帰することのできない(同じ語の音形でも境界にあるかどうかで変化する)分節素性の分布に着目した領域の立て方との2つがある。2種類の両方を立て、前者を下位、後者を上位とするような階層を想定するのが第3のタイプである。本論文ではこれらの考え方の違いが、いくつかの日本語方言でどのような分析の違いを生み出すかを検討する。特に、同じ分節音連続における異義の音韻解釈を通して過不足がないかを検討し、句を立てることの妥当性を検証する。筆者は、児玉(2008)において、鹿児島方言が階層的な韻律構造をもつことを主張し、同様な分析を東京方言にもあてはめてこのような階層性に普遍性があるかもしれないと示唆したが、この見解には修正が必要である。}, pages = {1--26}, title = {日本語諸方言の韻律境界と領域}, volume = {10}, year = {2011}, yomi = {コダマ, ノゾミ and コダマ, ノゾミ} }