@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00028759, author = {Akizuki, Yuri and 秋月, 百合 and Akizuki, Yuri}, journal = {熊本大学教育学部紀要}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 論文(Article), 不妊治療女性患者(以下,不妊女性)は,周囲の人々の無理解,干渉など,対人関係におけるストレスを経験していることが知られている.対人関係における社会的相互作用(Social Interactions)とは,ある個人が他者に働きかけ影響を与えると同時に,他者もその個人に働きかけ影響を与えるような相互のかかわりのことであり,これが社会的場面において問題となる場合をいう(小川,1997). 具体的には,有害かつ非支援的に作用し,葛藤やフラストレーション,批判や拒絶,競争,プライバシーの侵害などの結果を招くマイナスの側面と,有益かつ支援的に作用し他者に喜びや楽しみをもたらすようなプラスの側面がある(Shinn, 1984).前者のようなマイナスの側面は,社会学の分野で早期から注目を集め研究されてきた.本稿では,この概念をNegative Social Interactions (NSI)と総称し,文献データベース医学中央雑誌,MEDLINE および Web of Science によりヒットした1980年代から2008年までの当該概念を扱った先行研究のうち,主にストレスフルライフイベントの経験者に関する論文を対象に,以下の視点で研究知見を整理する.その視点とは,①NSIの用語・構成概念,②NSIに関する質的研究,③精神的健康に対するNSIの主効果をみた研究,④精神的健康に対するNSIの交互作用効果をみた研究である.そして不妊女性のNSI研究を概観し,不妊女性の支援的な対人環境の構築に向けたNSIに関する研究課題を検討する.}, pages = {279--285}, title = {Negative Social Interactions に関する先行研究の概観および不妊女性における研究課題}, volume = {63}, year = {2014}, yomi = {アキヅキ, ユリ} }