@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00029169, author = {Usami, Shiori and 宇佐美, しおり and Nozue, Kiyoka and Ando, Sachiko and Ueno, Kyoko and Fukuda, Noriko and Ishii, Michiko and Usami, Shiori and 宇佐美, しおり and 野末, 聖香 and Nozue, Kiyoka and 安藤, 幸子 and 上野, 恭子 and Ueno, Kyoko and 福田, 紀子 and 石井, 美智子}, journal = {日本CNS看護学会誌}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 論文(Article), 本研究は、1大学病院において、血液疾患を有し、研究に協力の得られた患者で、抑うつや不安が強いと考えられた患者30名に対し、精神看護CNSによるケアプロトコールの介入を行い、その評価を行った。評価は介入前、介入後で行い、NRS、PS、PHQ-9、HADS、SF-8、CSQを用い、患者による自己記栽を依頼した。倫理委員会で承認を得た後、平成24年2月から平成25年3月までの聞に研究を行った。対象者は、急性白血病、急性・慢性骨髄性白血病、悪性リンパ腫で、痛みは強く、日常生活も支障を受けており、抑うつや不安は中等度だった。これらの対象者はすでに精神科医による診察を受け、抗うつ薬の処方を受けていた。CNSによる介入後、痛みの軽減、日常生活の改普、抑うつ・不安の軽減が見られており、痛みや日常生活の改善は身体疾患の治療によるものと考えられた。また抑うつ・不安の改普は、身体疾患の治療の効果でもあるが、その一方で、対象者は中等度の抑うつですでに抗うつ薬の処方を受けているため、抑うつや不安の改善に影響しやすい精神科薬物療法の効果ではないと考えられた。すなわち、身体疾患の治療効果以外に、抑うつ・不安の改善には、CNSによる介入が関連しているとも考えられ、心理社会的問題を有する慢性疾患をもっ患者には、CNSによる介入が重要であると考えられた。しかし対象者数が少なく、対照群の設定もないことから、抑うつ・不安の改善が精神看護CNSによるものとは断言しがたく、今後対象者数を増やし、対照群を設定した無作為化比較試験が必要であると考えられた。}, pages = {1--7}, title = {抑うつ・不安を有する慢性疾患患者への精神看護専門看護師による介入の評価}, volume = {1}, year = {2015}, yomi = {ウサミ, シオリ and ウサミ, シオリ and ノズエ, キヨカ and ウエノ, キョウコ} }