@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00029184, author = {Yamasaki, Dai and Kajiwara, Hidetaka and Kirii, Masataka and 大平, 慎一 and Ohira, Shin-Ichi and 戸田, 敬 and Toda, Kei and 山崎, 大 and 梶原, 英貴 and 切井, 仁崇 and 大平, 慎一 and Ohira, Shin-Ichi and 戸田, 敬 and Toda, Kei}, issue = {8}, journal = {分析化学}, month = {}, note = {application/pdf, 論文(Article), PM_<2.5>中の多環芳香族炭化水素 (polycyclic aromatic hydrocarbons:PAHs) を簡便かつ高感度に分析を行うため,従来の溶媒抽出 (solvent extraction:SE) に代わり,加熱脱着法によるガスクロマトグラフィー質量分析 (thermal desorption–gas chromatography/mass spectrometry:TD-GC/MS) について検討した.本研究では,フィルター捕集したPM_<2.5>中のPAHsについてTDの条件検討を行うとともに,TD法とSE法の比較検討を行った.その結果,煩雑で時間のかかるSE法に比べTD法では溶媒を用いる前処理が不要なばかりか,同じフィルターを処理した場合桁違いに高感度なことが示された.簡便かつ高感度なため,比較的短いサンプリング (1~3日) を長期間続けることができ,PM_<2.5>中PAHsの詳細な季節変動の追跡が達成された.PM_<2.5>濃度は四季を通じて大きな推移を示さない一方,PM_<2.5>中のPAHsは冬から春に高く,逆に夏にはほとんど観測されなかった.これは冬場の中国大陸におけるPAHsの放出とその移流が主な原因と考えられる.さらに,本法の高感度な特性を生かし,短時間のサンプリングによるPAHsの変動をみることができた.例えば4時間ごとにサンプリングを行い,日内でPAHs濃度が推移する様子を捉えることができた.また,阿蘇山の草原を20 km程度自家用車で走行し,野焼きで発生したPAHsの組成を調べることができた.野焼きの際に得られたPAHsは,季節変動の調査で得られたPAHsに比べて3~4環の低分子量のPAHsが多く,市内で1~3日採取したPM_<2.5>中のPAHsと組成が異なった.以上のようにTD-GC/MSによるフィルターに捕集したPM中PAHsの分析条件を確立し,特徴ある分析結果を示して本法の有用性を示した., https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunsekikagaku/64/8/64_571/_article/-char/ja/}, pages = {571--579}, title = {加熱脱着―GC/MSによるPM_<2.5>中多環芳香族炭化水素類の直接分析と熊本における日内変動・季節変動や野焼きの解析}, volume = {64}, year = {2015}, yomi = {オオヒラ, シンイチ and トダ, ケイ and オオヒラ, シンイチ and トダ, ケイ} }