@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00029316, author = {Yatsuzuka, Ichiro and 八ッ塚, 一郎 and Yatsuzuka, Ichiro and 八ッ塚, 一郎}, issue = {2}, journal = {実験社会心理学研究}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 論文(Article), 日本社会における「ボランティア」と「NPO」の普及・興隆という現象を、社会的現実の生成と変容のプロセスとみなし、社会的表象論に依拠してその機制を検討した。各々の語を含む新聞記事の量の経年的変化を検討したところ、いずれの語も記事量を増大させていた。さらに、各々の語について、助詞を付して用いられる比率を算出する「助詞分析」を試みた。ボランティアは、阪神大震災以前には高かった主語としての用法の比率を、震災後には相対的に低下させていた。一方、NPOでは、主語としての使用比率は一貫して高かった。このことから、NPOは、生成の渦中にあるものの、社会的現実としては未だ単調であり、生活世界にとって疎遠であることが示唆された。それに対しボランティアは、震災を契機にその多層性を確立し、豊かな意味をもつ社会的現実として、生活世界の細部へと浸透しつつある。このことは記事内容に関する分析によっても支持された。2つの社会的現実について今後の変容可能性を展望するとともに、新聞記事を活用した分析技法について、社会的表象論に基づく展開の方向性を考察した。, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjesp/46/2/46_2_103/_article/-char/ja/}, pages = {103--119}, title = {「ボランティア」と「NPO」の社会的構成プロセスに関する新聞記事分析研究 : 「助詞分析」の試み}, volume = {46}, year = {2007}, yomi = {ヤツヅカ, イチロウ and ヤツヅカ, イチロウ} }