@article{oai:kumadai.repo.nii.ac.jp:00030480, author = {Yoshida, Michio and 吉田, 道雄 and Yoshida, Michio}, journal = {熊本大学教育学部紀要 人文科学}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 論文(Article), 児童・生徒はどのような教師を望ましいと考えているのだろうか。また何を手がかりにして、望ましい教師だと判断しているのであろうか。教育の実践において効果をあげている教師がどのような行動をし、またどのような特性をもっているかについては、その授業行動の分析などによって多くの研究が行われてきた。ただしそのほとんどが、おとな(研究者や現職教師など)の行った評価を基礎にしている。ところで、教師は児童・生徒との相互作用の場の中で行動している。従って、児童・生徒の立場から、彼らがどのような教師を望ましいと考えているのかを検討してみることもまた重要だと思われる。もちろん、児童・生徒が望む教師が必ずしも教育的に優れた教師とは限らないが、しかし、児童・生徒が望むものからかけはなれた教師であれば、そのもっている能力を充分に発揮することができないことも、また明らかである。以上の点をふまえ、本研究では児童・生徒が期待している教師の特性を、実験を通して検討してゆくことにする。具体的には一定の条件設定のもとで教人の人物写真を提示し、その中から望ましいと思う教師(実験では教育実習生)を選択させる。そして、その人物に対する評価を行わせ、さらに選択した理由を記述させる。なお、選択の手がかりとなる要因としては容貌や全体的印象が考えられるが、その全体的印象に影響をおよぼす可能性のあるものとして、人物写真の提示順や服装などがあげられた。このため実験には人物の提示順や服装も条件として組み込まれている。}, pages = {215--223}, title = {児童・生徒が期待する教師の特性 : 小学生の場合}, volume = {32}, year = {1983}, yomi = {ヨシダ, ミチオ} }